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実施期間:2019年10月1日(火)~2020年6月30日(火)
創立45周年を迎えて
当社は、本日、創立45周年を迎えました。当社は親会社である大阪空港交通(株)の車両整備業務を専業化することを目的に1971年4月1日、株式会社空港オートサービスとして設立されました。1976年には伊丹空港内に現在の本社工場が完成し、その後、1982年には敷地面積の拡大や建物の増築を行い、1993年には株式会社オムテックに社名を変更し、現在に至っております。
ここに45年という節目の年を迎えることができましたのは、ひとえに当社をご愛顧いただきましたお客さまのおかげであり、あらためまして、心より感謝申し上げます。
当社のこれまでの道のりは、決して平たんではありませんでした。1994年9月に関西空港の開港に合わせて当社も事業進出をしましたが、開港後数年を境に国内線の伊丹空港回帰にともない関西空港そのものの低迷が続き、関空事業所での事業形態も大きく変わることとなりました。
また、開港と同時に航路開設されたK-Jetに神戸事業所を開設しましたが、2002年9月K-Jet廃止にともない事業所の全面撤退を余儀なくされました。
さらに、1995年1月に発生した阪神淡路大震災、2006年2月の神戸空港の開港、2010年1月の日本航空の会社更生法の申請、2011年3月に発生した東日本大震災・福島原発事故など、直接または間接的ではありますが、未曽有の自然災害を含め様々な局面にさらされてきました。これら厳しい状況下にあっても関係の皆さま方のご支援を賜りながら会社の総力をあげて困難を乗り越えてまいりました。
今後も変化の激しい空港関連事業に関わっている以上、厳しい場面に遭遇することがあるかと思いますが、大事なことはお客さまにご満足いただける整備を実践することにあると考えております。当社の経営理念にもありますように、私たちの使命は「品質の維持向上を図り、お客様に安全安心を提供する」ことにあります。当社の整備品質は、お客さまから高い評価をいただいており、当社の整備を信頼していただく新規のお客さまが増えていることでも実証されています。一般車両からバス、特殊車両と幅広く整備を行うのが当社の特徴でもありますが、その分、技術力の維持向上は不可欠であり、更なる精進をしていかなければならないと強く認識しております。
これまで幾多の試練を乗り越え今日に至っておりますが、創立45周年を機に、より一層お客さまにご満足いただけるよう高い整備品質をめざし、安全安心を提供していくことを当社の使命として邁進していく所存です。
引き続き、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
株式会社オムテック
代表取締役社長 西山 哲